令和4年度介護職員初任者研修過程が開講しました

新型コロナウイルス感染症の影響で2年間中止を余儀なくされていましたが、今年度は十日町市様、新潟大学大学院医歯学総合研究科十日町いきいきエイジング講座様、社会福祉法人妻有福祉会様の多大なるご支援を受け総勢11名の受講生をお迎えし、5月18日（水曜日）十日町市医療福祉総合センター1階講堂において開講式を行いました。

この介護職員初任者研修過程は、高齢分野、障害分野などで介護や支援の現場で働く専門職を目指すためのキャリアアップのファーストステップとなる大切な研修過程になります。以前のホームヘルパー2級過程であり、今では介護職員や支援員が介護福祉士を目指す基礎研修として重要な位置づけがなされています。

高齢者施設等で従事する方の他に一般の方の受講生も迎え、緊張の中にも受講生同士の交流も見受けられ、全員が9月8日の修了式を目指し学びを深めています。

今回の開講に際しては講師派遣等で行政担当者様、十日町いきいきエイジング講座の白倉悠企先生、社会福祉法人妻有福祉会様より多大なるご理解、ご協力をいただきながら実現いたしました。心より感謝を申し上げます。

高齢者施設等では人材不足が深刻化する一方です。妻有地域の人口は減少傾向ですが後期高齢者はしばらく増加していくと推計されています。この介護人材不足は解決すべき大きな地域課題のひとつと言えるでしょう。

当法人で地域に何が貢献できるのか。今後も市民の皆様方と共に考えていきたいと思っています。

受講生の皆さん、感染症対策を行いながら元気に学び、9月8日の修了式を一緒に目指しましょう。