2020年12月4日
住環境を考える
一般家庭の住環境は、「玄関・リビング・お部屋・トイレなど・・・」ありますが、ユニット型施設もユニットは「1軒の家」として同じように造られています。
住環境をどのように考えたら良いか・・・自分自身の家の環境を考えていくうえでは、暮らしたい家についてイメージはそれぞれありますが、高齢者施設の場合は入居者の方にとって暮らしやすく、また入居者の方の視点に合わせて考える事が求められます。
三好園しんざでは、「住環境を考える」「居心地の良い環境をつくる」為に毎年ユニットコンテストを開催しています。今年は11月30日にコンテストを開催しました。
ユニットコンテストは、自分のユニットをガイドするガイド役が審査員にそれぞれの場所を説明しながら進めていきます。
三好園しんざは6ユニットあり、6ユニットを全て審査しました。
ユニットで設えた場所を一部ご紹介します。
【玄関】・・・ユニット(家)の入り口です。ユニット内外で設えは異なります。
【リビング】・・・ユニットリビング内は食べたり、くつろぐ空間が広がります。
【談話コーナー】・・・気軽におしゃべりする場がある事で、楽しさも増すきっかけに。
【設え】・・・置物、壁掛け、観葉植物など環境に彩を添えます。
入居者の視点で住環境を考え、それぞれの場所を設えていく事はとても大切な事です。
同じような建物の構造でも、設えでそれぞれの独自性のある「家」になります。
住む人が「ここで暮らしたい」「とても落ち着く」等感じて頂けるために、視覚的なものだけでなく音、香りなども
重要な要素となります。
正しい知識をもとに住環境を考えていく為には、今後も学んだり、相談していく必要があります。
これからも「入居者の方が住みやすく、居心地の良い環境」を考えていきます。