８月の夏休み期間中に、妻有地域包括ケア研究会様主催のもと、福祉サマーワークキャンプと多職種協働セミナーが開催され、三好園しんざにて受け入れをさせて頂きました。

 

　福祉サマーワークキャンプは、中学生・高校生を対象に、福祉の場を理解しこれからの進路を考えていく上で参考にしていただく事を目的とし、多職種協働セミナーは保健医療福祉その他関連する職種を目指している学生を対象に、特養ホームにて多職種連携・協働の在り方について、実際に入居者の方とのコミュニケーションや情報をもとに、各専門的視点から支援方法や高齢者ケアの魅力を見いだす事を目的としています。

 

【福祉サマーワークキャンプ】

　管理栄養士から施設の食事についての話や、畑でのすいかの収穫、ユニット内での体験学習、クラブ活動などを通して、入居者の暮らしや職員が支援する様子を垣間見ることができました。

 

【多職種協働セミナー】

　特養ホームの入居者１名の方を対象に、情報を収集し、現在の状況を踏まえどのようにしたらより良い暮らしができるか、適切な支援方法は何かを専門的な視点で検討を重ねました。限られた短い日数ではありましたが、入居者の方や職員からの聞き取り、書類からの読み取り、表情や動作等の観察のもと今まで習得してきた知識を活用し、他の専門分野の意見を通して広い視野を持つ事や連携の重要性を学んでいました。

 

　多職種で働いているからこそ、お互いの事を思い、お互いを尊重し合い、お互いの事を信頼する大切さを改めて感じ、入居者、利用者の方に適切に支援していく事をこれからも目指していきたいと思います。